熟成兄弟は、バンコク駐在員時代にサッカーを通じて知り合った2人で創りました。 当時、別々の会社で働いており、“二人はどんな生き方を選ぶか”という帰路に立っていました。 平凡な人生は送りたくない、人生を目一杯楽しみたい、ということだけが核でした。

色々な事業に取り組んでは失敗し、熟成兄弟結成までに６年もの歳月を要しました。 当時、 闇雲に取り組んだことの一つが肉事業でした。

青空の下で塊肉を食べたのがきっかけで、アメリカのロサンゼルスに 熟成肉（ドライエイジングビーフ）の勉強をしに行き、日本で自分たちの熟成庫を作りました。

今では、何が平凡な人生なのかよく分かりません。 平凡な人生なんてないようにすら感じています。 今でも、人生は楽しむのが一番だと考えています。 また、人生で苦難が訪れたときに、他人ができることなんてちっぽけだとも。

私は、友人に何気なく誘われた遊びのおかげで元気になれたことがあります。 友人は、私が落ち込んでいたことを知るはずもなく、 ましてや、その遊びがきっかけで元気になったことなど知る由もありません。 ですが、私にとっては非常に重要な“きっかけ”でした。 それ以来、他人ができることはちっぽけでも、何かの“きっかけ”になることはあるのではなかろうか、 と考えるようになりました。 熟成兄弟の商品やサービスが誰かの“きっかけ”になることは、この仕事を通して嬉しいことの一つです。

熟成兄弟は“人が集まる肉をつくる”というものを掲げています。 熟成兄弟の商品を購入される方にも、 家族や友人や知人の何かの“きっかけ”になるようなことがあれば幸いです。

そして裏テーマとして、“自分が大切だと想う人の自殺を限りなくゼロにできないか？” ということを考えています。 熟成兄弟はイベントに出展することもあります。 お会いしたときには、是非色々とお話させてください。 どうぞ宜しくお願いします。